AMATSUN’s blog

50代サラリーマンのセミリタイア

その他31(なぜアーリーリタイアか/なぜ仕事したくないか/悪夢)

昨日はギターのレッスン日だったりで、ブログ更新が空きました。

さて、そんな中、昨日だったか一昨日だったかの晩に、また悪い夢を見ました。

例によって、昔の会社の人っぽい人が数名出てきましたが、何より、鮮明で具体的なのは「ある仕事」をしている、それも夢の中なのに結構真剣に考えてやっている(夢の中で頭使いたくないのに)です。

私がこれまでやってきた仕事(一桁後半の転職をしてしまいました)は、ある専門的な分野の仕事です。今回の夢で出てきた仕事は、年に1回ある季節ものの大型の仕事です。私は、この仕事を、いわゆる「大手企業」と言われる会社(複数)で、リーダー/管理職の立場で指揮していたことがあります。以前のブログで買いた、ビジネス誌に私のことを暗に悪く書いたご出世された方(当時は部下ではありましたが…)など、複数のメンバーをまとめながら、経営幹部や関係部門と調整して行ってました。

まあ、自分のサラリーマン人生でたぶん一番輝いていた時期だったですね。その後の会社でも、同種の仕事はしてきましたが、中堅以下の規模の会社に転じてからは、完全なプレーイング・マネジャーで、部下もあまりいないく自分で手を動かして全部やるみたいない状態、そして「最後(?)」迎えている今の会社では、完全一人マネジャーで部下なしですので、コピーするのも資料データを保存するのも、経費の支払処理も全部自分一人です。

副業の方も、もちろん、私個人が受けていますので、自分で全て手を動かして作成してます。

 

そこで、見た「悪夢(?)」に戻ると、自分の姿は「リーダー/管理職」気取りでメンバーや部下がいて、仕切ってるような感じ、つまりかつて昔の輝いていた時代の自分のような感じです(夢なのでちょっとはっきりしませんが)。

今回のこの「夢」を見て、自分で気づいたのですが、いまいまほんと仕事したくなくて一日でも早くセミリタイアしたいのは、もうこの「ハンズオン」で全部自分が何から何までやる「一人親方仕事」が嫌なんだと思います、多分、昔輝いていた時代の部門長として部下を率いていた自分への「憧れと想い」がまだあるのでしょう。

 

そう、以前はというか、複数の転職を繰り返してしまった40代から50代は、その「憧れと想い」を実現(自分的には輝いていた自分への復元)を追い求めていたのです(以前から自覚有り)。しかし、55歳を過ぎた頃から、「もう挽回(復元)はできないよね」って気づき始め、57歳の今は「もう無理」と自認自覚できるところまで来たので、以前より心持は穏やかで、「過去への嫉妬」がかなり薄くなりました。しかし、まだ「嫉妬」があるのでしょう、だからああいう「悪夢」をまだ見るのです。

 

ハンズオンでプレーイング・マネジャー、一人親方は、部下がいない分、部下のマネジメントとかがないので、その面では楽です。まだ若い人(?)は気づいていないのでしょうが、部下が上司を尊敬しているとか、教育してあげて感謝しているとか、昇格させてあげられてお互い信頼し合っているとか、なんかテレビドラマか何かのような世界は、ほんの一部の方だけの「幸せ」であって、多くは「当たり前」に思っていて、それほど「感謝」なんかしてないですよ。私は、そういう目にあったことが何度かありますし、過去の上司や先輩で自分が尊敬しているとか感謝している人は、ほんの一握りです(そういう方へだけは、年賀状をかかしてません)。

酷い場合だと、上司の脚を引っ張ってやろう、自分がそのポジションを奪いたいまたは自分がそのポジションに相応しいはずだとか、しまいには「刺してやろう」とかですね。今は流行りでなくなりましたが、多面的評価とか360°評価とか匿名のアンケート調査みたいなのだと露骨に現れますよ。

 

さて、話がそれちゃいました。今回の「悪夢」を見て、まだ自分の深層心理に「執着心」があった(いちおう過去形)ことを感じ、あわせて今今の職場の「なんでも自分が手を動かしいてやる仕事」を辞めたいのか、それは要は「うんざり」なんだと思います。私の仕事は専門分野なので、まだ多少の「アップデート」ができている自分は時代遅れにならず、「手を動かして作れる成果」がまあ出せるのですが、もう自分で今後もなんでも手を動かしてやる「この仕事と状態」にうんざりなのでしょう。

そういう意味では、副業の方も正直言うと煮詰まってきちゃうと思っています。今は、発注元がとても喜んでくれることで自分のモチベーションが保たれているだけで、まあ、もうほんと「作成業務」飽き飽きですう。。。

65歳まで再雇用で働けるという心持の人は、すごいです、自分は絶対無理無理です。