AMATSUN’s blog

50代サラリーマンのセミリタイア

仕事79(役割発揮ができなくても続けられるメンタリティがある人ない人/ほか)

7月末で正社員を辞めたい私の後任問題。オファーを出している相手方から返事がないのは変わってない模様。この人が断ったら、こちらの計画も狂うのですが。。

 

主題について、昨日思ったことを書きたいと思います。

まず正社員をもう58歳の今年、辞めようと決意しているのは、今の会社であれ、そうでんなくてもであれ、今まで33年の会社員生活、ここ20年近い間にやって来た職務分野と役割、もうちょっと正社員でやり続ける自信がないのです。

今の会社のことはさておいて、一般化して言うと、私の専門分野と地位(まあ部長とか室長)は多くの会社ではだいたい40歳代の若手が担っているでしょう。そういう現実のところ、(ハンズオンでやる業務自体は特に)もう「うんざり」している自分がいます。また、マネジメントは一段上のポジションでならチャレンジする意欲はありますが、もうマネジャークラス、「うんざり」なのです。

考えてみると、要は自分は成長できなかった、出世できなかったわけですよ、40歳代以降。今後、60歳代になっても、いままで通りの業務と役割で役割発揮できる自信(モチベーション)はないので、組織からEXITしようと思っているのです。

 

私のような人は、企業内には大勢いると思うのです。それでも65歳/70歳まで定年延長か再雇用制度かなどが用意され、働き続けられる人は、会社(上司や経営陣)から「役割発揮」を求められ続けることに耐えられるメンタリティがある人でしょう。

60歳前後以降のマネジャーレベルの人が、今更、役員クラスに抜擢されることはないですよ(だって、50歳前半の中から優秀?な人が役員に上がってますからね)。それでもモチベーションを、会社や仕事や部下に示せる人は、きっと「熱い」人なんだろうなあ。

 

さて、もう一つ、副業先No.1の方の話。

もう2年目が終わるくらいになりますが、委託元のカウンターの人が最近ころころ変わり、今回は親会社から出向できたバリバリ若手(私の委託元は大手さんの子会社なんです)。

当初のカウンターの人の時までは、現場での案件の支援やアドバイスをとてもよろこんでもらえていたと感じてます。他方、今回、だんだんその親会社から来た人などは、もう全く「目線」が違うんですよ(現場の事案なんか関係なさそう)。よくある「上からの理想論を子会社に構築すること」のミッションを持ってきてる。そのミッションが、聞いてて、全く現場案件とは違う絵図に感じています。

今の私の契約は、一旦、7月末までなので、その後の契約はやっぱりわからんなあ。加えて、その理想論(というか絵図)の展開に対して、私は役割発揮ができる感じがしないのです…(いやいや、現場の案件にそんなリスク課題ないと思うんだけとって感じちゃってます)。

 

少しフリーランスの仕事にも期待過剰でいた自分に気がつきましたよ。正社員の会社で役割発揮がもう難しいなあということは、結局、フリーランスでもそんなに役割発揮が快適にできるようなチャンスなんかないんですよ。

 

ということで、やはり「職業人」としては(正社員であれそうでない形であれ)もう完全に「旬」は終わってしまっている私です。自虐的に言ってますが、多くの50歳後半以降のサラリーマンは、実は同じだと思います。

特に正社員は、会社の規模に係わらず役員にまでなってないと、ホント「役割(人)にあらず」と思いますわ(漫画の島耕作じゃねえが)。

 

ネットの話題記事にも見かける、「働かないオジサン(おばさんは無いんかい!)」ってやつですよ。

役割発揮なんか気にせず働くメンタリティとモチベーションがある人は、65歳、70歳まで働けるでしょう。「働かないオジサン」と言われようが。

 

そういう意味でも、早い年齢の時から資産形成をしておくこと(ブロガーさんにいらしゃる「個人投資家」とか私の知人のように「不動産賃貸収入」とか)が必要だったのでしょう。もう遅いけど、私は。