AMATSUN’s blog

50代サラリーマンのセミリタイア

仕事90(お墓/安楽死など…ちょっとバッシングされそうなネタなど)

9月末で辞める(サラリーマン引退する)最後の会社、今日は1件、Webミーティングがありました。未だ引きずられている仕事、案件は、内部通報関係です。まあたなんかご新規もあるようで…今日はまだ書けません。

 

さて、今日は、ちょっと公的な顕名の立場で書いたらバッシングされそうなことを書きます。私は、世間の時事問題とかスポーツ選手とか、自身の力が及ばない話題はほんと興味がなくて。あと歴史にも興味がない。そう、下世話な者でして。

 

1)安楽死

これはゴルフ仲間、知り合いの弁護士とその知り合いの会社経営者の方らが、ゴルフの時に話していたことです、つまり、まず私の意見や調査ではないです。日本では安楽死は厳格に認められていない(正確には医療の倫理委員会で認められるケースがあるようです)のですが、海外、特に北欧らしいのですが、自身の人格権から自身の自由な判断から認められる範囲が広い国があるそうです。そして、日本人でもどうしても治療の回復余地がなく、治療がきつい人で、わざわざその北欧の国に渡航して「安楽死」をしてもらうことを選択する人がほんと少数ですがいるそうです(どうもそういうことを段取り調整するエージェントすらいるよう)。知り合いのその弁護士先生らいわく、渡航費用の他にもかなりの費用がかかるので、それを希望する人はとても裕福なほんとの富裕層らしいです(私の嫌いな上級国民かな)。

しかしながら問題はお金がかかるだけでないそうです。海外(その北欧の国も)では、火葬という習慣と方法が備わっていないので、「安楽死」させてもらっても、その「ご遺体」を日本に航路で輸送することが事実上困難で、結局、日本には戻ってこれなく、要は「現地」に埋葬される選択肢しかないようなことを言ってました。その国の国籍を持っているようでないと無理そうな話でもありました。

急にこれを思い出したのは、自分の実父がもう意識がない状態であることのほか、最近の自分の腰痛ですらつらい(弱い私)ので、なんか医療処置や手術とかを凄いしてまで、なんの生産もしない「生命」を維持してほしいとは思わんなと感じたからです。

ちなみに、その知り合いの弁護士先生らは、「北欧のように安楽死を法律で認めない日本(の政治家)はおかしい、生産しない生命に投じる経済価値が見合わない」と言ってました、私が言ってるんじゃないですよ。

 

2)お墓

家人の実父は、60歳の時に惜しまれて亡くなりました。家人の実父は、田舎の生家のお墓に入りました。そこに行くには車で1時間30分はかかります。以前は、たまに義理母も連れて、お墓参りに行きました。行くと後で生家の人から「なんで来た」とかじゃないですが、クレームがありました。それからもう行かないようにして、たまに私がそこの近くのゴルフ場に行った時に、帰りにお墓に水だけかけてのお墓参りしてあげてましたが、もうその距離のゴルフ場に行くのも年々きつくなって行ってません。

家人は、実父の墓でこんな目にあったので、自分は墓には入らない、散骨してくれとか安易に言いますが、日本は法律で「散骨」は厳しく禁止されてます(産業廃棄物処理法だったかな)。

意識がもうない実父は、数年前に、これも生家の墓の側の用地を有償で譲ってもらい、500万円くらいの墓石を(勝手に)構築しました。アホかと。子孫が面倒見なきゃならない、死んだ後、自分ではなんともできないのに無責任です。墓の除幕式みたいのに来いとか言われて、しょうがなく、これも車で1時間超かけて行きましたが、ほぼ会話せず帰ってきました。

私はそんなお金をかけて墓なんか作ることを事前に聞いていれば、猛反対するし、私は面倒見ませんよと宣言したのですが、聞いたのはもう造り始めてから。同居している実母と実姉は反対しなかったようなので、薄情ですが、アンタらで面倒見なさいと思ってます。

そう、世間では「墓じまい」とかが始まっている時代です。

 

薄情かもしれませんが、子孫や後世に面倒を見てもらおうとか、「迷惑」をかけることは許されざることだと思います、だって死んだあとは自分で面倒も責任も取れないんだから。