一日、時間が経つのが早い。。ちょと気を抜くと、余分時間が経過。まあ、長い目でみたら時間はたっぷりあるのですが。ギター弾きてえんだよー。
昨日は、実父の葬儀でした。90歳。家族葬、いまどきはお通夜と告別式なんかやらないで1回。しかも、年齢も年齢で、もう兄弟もほぼ亡くなってますし、現役引退してから25年くらい経ってますので。加えてコロナ禍。
葬儀参列は、実母、姉(独身)、私、実母の妹(近所なので)のたった4人ですよ。それでも、葬儀屋への支払いだけでも100万円前後するみたいです。実父は、墓なんか数百万もかけて建てやがっておきながら、倒れた時には、現預金がほとんどないようで。酷いもんです。
というか、意外に、死んでからの葬儀と納骨・四十九日とかまでに、現金がそう相当必要であること、誰もが認識していないような気がしました。
しかも、終末医療介護施設/葬儀屋/お坊さん/仏壇屋/お墓など一連って、なんか業者同士がつるんでいて、決断を迫られるので、なんか気をつけないとぼったくりされる気がします。そもそも値段があってないようなものですし。
今回、姉が(いつものように)仕切るので、口出さないスタンスでした。なので、それぞの料金は分かりませんが、息を引き取ってから以下のようなことへの費用が発生したようです。
①病院の病室/霊安室からの搬出(早く出せとその日に言われる)の霊柩車
②遺体の安置(霊柩車とほぼセット、葬儀屋のホールに霊安室がある)、これは火葬が終わるまでの日数分かかる。
③葬儀一式
④お坊さんへのお布施とお車代(値段があってないようなもの)
⑤戒名代(文字が多いとその分高くなるらしい)
⑥火葬の費用(市町村でしょう、地方税一杯払ってるから安くしてくれよ)
⑦位牌(どこで戒名入れるんだ?)
⑧仏壇(楽天でも売ってそう)
⑨納骨の際のまたお布施よ
⑩墓へ戒名を掘る墓石屋への代金(だから墓なんていらないんだよー)
ともかく現金払いのものが多いでしょう(葬儀屋とかpaypayとかクレカで払えるのかなあ)。手持ちのキャッシュがないと困るでしょうね。更に葬儀に人を呼ばない(来ない)から、香典も集まらないので、かなり自腹でしょう。
先日、ニュースで、プーチンがある意味いいことを言ってましたよ(ウクライナ侵攻を肯定する趣旨ではないです)。戦死した兵士の母親との会食で、「人は必ず死ぬものである」と言ったそう。
いや、確かにそうです。全世界、歴史、過去を紐解いても、「死ななかった」という人(動物も含め)は一人もいないんですよ。科学と医療が進めば、なんかの映画に出てくるような、「死なない人」ってのが出てくるかもしれませんが、未だ無理ですよね。聖飢魔Ⅱのデーモン小暮とか連中は、何十万年前から来たそうですが…真偽はあきらかですわな。
なお、プーチンは「…だから、生きてるうちにどう生きたかが重要、戦士した兵士は英雄である」と言ったそうです(前段は確かにそうだよね)。
死んだ後のことをちゃんと準備していかないとですね。子供、子孫にお金を含め迷惑かけるってなんやねんですよ。自分は絶対、子供らに迷惑かけないよう、葬儀等の費用に200万円現金を別建てに用意しておきますわ(セブン銀行の口座を使おう、どこでも土日でも手数料なしでおろせる)。あと、葬儀屋も日頃からあたっておかないとですね。最後の施設の紹介(ではなく癒着で入り込んでいる業者)に依頼するうことになりますよ。「ここしかありません」って言われたみたいなので。
県民共済とかあの辺が安そうだなあ…要は遺体をドライアイスで保存する冷凍庫みたいなのに数日入れるのです。火葬場は混んでるらしくて、1週間前後待ちみたいです。どうも、これも葬儀屋が火葬場(市営ね)と癒着していて、割り振り押さえているので、高い葬儀屋に頼めば比較的早い順番をもらえるみたいです。安い葬儀は、正面玄関から順番待ちするので、ゆうに1週間待ちみたいなので、これは遺体安置の冷凍庫費用との見合いですなあ。
「死ぬのにもお金かかってやだわあ」とか、火葬中、実母/姉/叔母さん3人がそろって言ってました。家人(私からみた義父は20年前に60歳で亡くなってます)に話したら、「タダのものなんかねえよ」だそうです。