AMATSUN’s blog

50代サラリーマンのセミリタイア

転職の話4(シニア再就職転職)

今日は朝から花粉症がひどいです。たいして外出してないのですがね…まあ、昨日、ゴルフ練習場に行きましたが、昼間から混雑していて待ち時間ありでした…皆、なんでしょうね。

今回も転職系の話です。他のシニアの方の過去ブログ記事でとても納得共感のものがありましたので、それを少し引用しながらです。

その方は、55歳ちょっと前に大手上場企業を上乗せ退職金有での早期退職をされたそうで、退職金の一部を運用に回したがあまり捗々しくないこともあり、限られた働き方で再就職を試み、ハロワ等経由の結果、派遣会社に登録して最初は「大手企業での管理職経験」を買われ、比較的大手の会社の工場での実務経験のない開発管理の職場に派遣されたそう。

しかし、職場に入ってみると、派遣の立場にもかかわらず開発者の管理(マネジメント)のような役割を求められ、しかし実務自体の経験がない職場で、また働いたことがない「工場」という職場、工場の制服、職場の人達の無口などの環境に慣れなく、試用期間限りで自分から早々に辞退されたそうです。その後、派遣会社の配慮もあり、公的な団体の職場で自分が好きで得意とするサポート係で派遣され、そこでは意欲的に仕事ができているそう。しかし、それでも派遣にもかかわらず、残業等もある、ほぼほぼフル勤務で早期退職前と働き方は変わらないことにはなっているとのことでした。

私は、早期退職での転職、正社員から非正規(この言い方、あんまり好きでないのですが)への転職をしたことはないのですが、とても共感したのと、ホント、世間の人にシニアの再就職、転職は安易甘く考えてほしくないと思う次第です。

私も、似た(正社員での転職ですが…)の経験があります。50歳前に大手上場企業からITベンチャー的な中堅未上場に転職しました。少し自分の人生において、一発逆転みたいな欲がありましたが、入社してすぐに「しまった」と感じたものでした。

今日は詳細は省きますが、前述のブログの人と気持ちは同じだったと思います、とっても心が寒かった時代です。私の場合ですが、自分の専門分野と役割のポジションの範囲業務があまりない、期待されることが経験のあまりない苦手な隣の分野の業務、職場の雰囲気はまあベンチャー的というかチャラいというか。加えて直属上司の役員が大手出身者だが元スポーツ選手で体育会系でパワハラ(この人お酒が飲めないのですが、逆に24時間、夜中だろうがなんだろうがメールが来る)、年俸制だったのですが、その上司とその上の社長から、私は「年俸に見合う仕事をしていない、仕事がないなら自分で探せ、作れ、それでもないならうちの商材を数百万売ってこい」と言われました、営業マンで就職したのじゃないのに。

この転職先以外でも、40歳後半以降現在の50歳代になって思うのは、自分に(自分の能力のほか考え方や感覚なども含め)見合わない仕事、ポジション、職場を選んではダメです。自分が辛い想いをするだけです。

今、私はなんとか正社員で働けてはいます、しかしこれまでの記事にも書いてますが、現在の転職先は、もう賞与は出ないでしょう。最近、今の会社で腹立たしく感じているのは、今の自分のアウトプットの成果を会社は認めてくれているが、40歳前後のポテンシャルへの評価だけで、私より厚遇な特別処遇で幹部を中途採用していて、それで入ってきた人らは、目の前はさほどアウトプットの成果を出せていません。これに腹立たしく感じている自分、しかし、冷静に考えると自分もそういう扱いの時代があったのかもしいれません。そして、成果を目の前で出せる環境職場に巡り合えても、55歳前後からにおいては企業会社世間は「処遇」に関してはある意味冷たい、それが事実実態であるということを納得(腹落ち)させる術が必要と感じている次第です。

今日はこのへんまでです。