AMATSUN’s blog

50代サラリーマンのセミリタイア

仕事9(70歳定年/役職定年/フリーランスなど)

おはようございます。

今日は朝からブログ更新します。理由は、朝から常勤の社員の方で働いている方の会社の仕事をAM7:00から始めたのですが、19分で終わってしまったので。

他方、AM9:00からはパラレルワークをしている副業、フリーランスとして業務委託でやっている仕事の方を中心で、今日は概ね仕事です。

そんなところで、思っていたことを徒然と。

1.高年齢者雇用安定法とやら

この4月1日、この法律が施行され、努力義務ですが企業は70歳定年への引き上げか、65歳以上の再雇用確保などを求められます。まあ、人生100歳時代、70歳まで働きましょう、働きたい人が大勢いますという政府の触れ込みですね。

私は、人生100年時代とかいう触れ込みを全く信頼していません。こちらのブログの方々はみな同様のお考えかと思いますが、健康寿命がいくつなのかと考えるからです。特になんの根拠もなく、自分は健康寿命は70歳かなと思っています。

よく、公的年金では生活できないとか、2000万円必要であるとかありますが、仮に71歳からはもう健康寿命でなくなったら、今までのようにお金を使いますかね?

日本の政府は、年金制度のことや諸外国の影響なのでしょう。

諸外国で言えば、海外の方が書いた「LIFE SHIFT(ライフシフト)」という本が有名ですよね。結構高いのですが、一度、中古本を探して買って読みましたが…根本的に生活や人生設計の文化やインフラが違うのに、これを日本が推奨しているならば、それはまやかしでしょう。本のネタバレにならない程度に言うと、1)そもそも新卒で就職しないで就職は30歳くらいでいい、2)途中で結婚したら交互に働き他方が職から離れる、etc、そんなことが日本では現実的ではないでしょう、この先も。

2.役職定年制

これ、以前も少し触れました。私自身、55歳で役職定年になり、その会社(ITの会社)にいても他にやれる仕事/ポストはなかったので、転職しエキスパート職でとある会社に入社しましたが…また転職して今は部下なし部長で中小企業で働いてます。

今回の1.に書いた法律は、現在多くの会社が60歳定年でその後は再雇用で65歳を採用していますところ、これを65歳定年、65歳から70歳は再雇用にしろという法律なのです。では役職定年制度はどうするの?、60歳に引き上げる会社が出てくるのでしょうか?

役職定年制度は65歳まで再雇用の努力義務ができた際からあったもので、その際からも変更されてこなかったし、最近のトレンドとしてはむしろ厳格運用になって来ているのではないでしょうか?

私が以前いたある大手企業では、課長は50歳で役職定年、部長は55歳で役職定年、要は56歳以降は役員になっていないと役職としては残れず、ラインから外るか外部にキャリア転換を求められるそうです。

3.若手の抜擢登用と重用

上記2.の大手企業、また私が役職定年で辞めたIT企業では、55歳までに役員に上り詰めたような人ら、とかく若手を抜擢、重用しますので、40歳代から役員クラスに抜擢される者が出ているのが最近のトレンドではないでしょうか?

大手でなくても、私の今の中小企業でも、私と一緒に去年部長で入社した39歳の若手を年初に役員クラスに抜擢していました。理由は、まあ将来の幹部候補なのでしょう(50歳後半の私は埒外でしょう)なのと、これまでのブログでも書きましたが、コロナ禍直撃で昨年から急に賞与が出なくなり、想定年収からは30%ダウンになってしまったので、その若手が辞めちゃわないように、補填のため役位を上げたそうですわ。

このような現状のトレンドにおいて、70歳まで雇用努力義務となっても、役職定年を引き上げることは‘’いびつ‘’になるし世代をまたがって不公平も出ますので、このまま維持されるでしょう。そうなると、40歳代のうちに抜擢されない人(それが大多数でしょう)は、55歳か70歳までどういう処遇で働き続けるのでしょうかね。

4.フリーランス

上記1.の今回の法律には、なんと「業務委託も高年齢者の雇用(?)を確保する」ための選択肢として明記されています。まあ、電通などは先取りしてか既に社員から業務委託、フリーランスへの転換を始めてますよね。また、ヤフーのように副業、パラレルワークを推奨してますね。これにも、業務委託/フリーランスが想定されいるのでしょう。

かく言う私は、正規社員としては不満バリバリなのですが、年末から幸運にもパラレルワークを頂けて、そちらの仕事の方が楽しい状況です。今の経験で感じていることを次に記します。

1)副業/パラレルワークの口があるか

簡単にというか、まあそんな副業/パラレルワークの口なんてまずないですよ。私はその気があった訳では全くなく、探してもいませんでした(複数回の転職では一生懸命探してましたが)。ただ、一応、「顧問」紹介みたいなものに登録はしていました。しかし、そこに出ている口は、①人脈を切り売りする営業顧問と称する口、②IT技術者系の口、③海外現地立上経験者(現地に赴任が必須)の口とかだけです。

なので、自分は幸運なだけで普通はないですよ。なお、私の副業/パラレルワークは月毎契約、毎月更新なので、いつ切られてもしょうがないものです。

2)副業/パラレルワークの良いところ

今、私は正規社員の方の仕事より副業/パラレルワークの方が気持ちよくできています。前述のとおり毎月更新なので誠心誠意をもって取り組んでます(なお、パラレルワークの報酬は、正規社員の額面月給の1/3です)。

それは、アサインしいて頂いた委託元会社さん、そこの社員の方々が若いけど質が高い方々だからではありますが、それを抜きにして、一般論化すると次の点が正規社員で会社の中にいるのと異なり良い点かなと思います。

・人間関係がほぼない、関係なく委託された業務(専門性は要ります)だけでいい。

・やった業務について、その後どうなったが気にならない。

・上記点と被りますが、要は仕事のアウトプット以外の点で、他人の目とか評価とか、他人との比較は全く気にならないです。

そういう意味では、今後のシニア以降の働き方として、業務委託/フリーランスは有りかと思いますが、その場合には今までいた会社からの受託ではなく、関係ない会社から受託できるかどうかだと感じます。今までいた会社からの業務委託は、どうなんでしょうね、心の持ちようとしては…。

私は、受託できた今のこの幸運を大事にして60歳までのあと数年、なんとか受託継続できればと考えてます。他方、正規社員の方は、今後も賞与回復も望めないですし、何よりも心持ちとしても全く望んでいないので、あと1~2年で早期退職するのが目標です。

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