AMATSUN’s blog

50代サラリーマンのセミリタイア

生活120(相続のこと一般論…ではないか…かなり辛辣に書きます)

今日は辛辣なことを書きます。コメントも大丈夫ですよ、そういうことにはメンタル強いので。

このブログでも書いてきてますが、実父が昨年11月末に90歳で逝去しました。ブログでも書いてますが、300万円もかけて墓とか作った実父、全く賛同できない人。

 

葬儀費用のことでもごたごたあった。いつも、60歳再雇用で大手の旧パソコンメーカーで新卒以来40年近く働いる実姉が、なんでも仕切りたがるので関わらない姿勢でいる私です。大手企業だけで働いてきた人、それも金融やビジネス取引に疎い業種でしか働いたことがない人って、世間知らずのくせに「自分はなんでも経験している、会社からもいろんな教育を受けた」とか思っていて、更にやっかいな人です。

 

葬儀以降も、私は49日や納骨すら関心なく(なるべく金かけるな)、相続についてもあえて無関心で触れずにしてきました。まあ、葬儀の時に母と姉が「金がない金がない」と言っていましたし、90歳でしたし、そもそも財産を作れるような人でなかったですから(実父は、現役時代はほぼ毎日外食呑んで帰ってきてましたから)。

 

さて、前提を話します。ちょっと手前味噌、少し自慢に聞こえるかもしれませんが、私は法務部門の責任者(法務部長)として複数の会社を渡り歩てきましたので、法務や企業のガバナンス系のことなどが専門でした。なので、概ね法律のことも分かります。金融系の会社にいた時に、信託銀行にも出向していたこともありますので、経済取引についても分かります(だから逆に投資はあんまりやりません)。

また、今となっては無駄な資格ですが、いくつか持っている資格の一つとして30歳代の頃に働きながら勉強して、司法書士の資格を取得してます(簡易裁判所の訴訟代理権も持っています)。なので、相続のことなどは概ね理解しています。

 

さて、亡くなってから3か月以内にしかできないものがあります。「相続放棄」です。これは裁判所への手続きとなりますから、素人がやることではないです。司法書士とか税理士が代行してるようですが、若干違法で本来は弁護士業務でしょう。あとは信託銀行ならできます。

 

亡父はまあたいした財産は残さなかったでしょうから、私は存命である配偶者の実母がすべての財産を相続すればいいと考えてました。何千万とか現金の取り分があるならもらいますがね。実家の土地建物は売って、そのお金で母は施設に入る計画のようです。

なので、姉と私が相続放棄をしちゃえば、相続人は母だけとなりますから簡単です。そう、3ケ月の期限はこの2月末なんです。

で、何にも言ってこないなあと思ったら、姉がまた急に電話してきて一方的に(いつもそうです)戸籍謄本をくれと、理由を聞くと「法定相続証明書を取るため」とかだけ言う始末です。理由になってないよね、実質的な理由がない。その法定相続証明書が何にいるんだよの説明がない。大手の会社で歯車で生きてきた人はこんなんです、失礼千万です。

 

かねてから専門家(弁護士か税理士か信託銀行)に任せなさいと言っておいたのですが、どうやらお金をけちって素人が自分でごちゃごちゃやってる…なので、「アサインした専門家とだけ相続の話はする、あなたらとは話しない」と一旦しました。

その後、何も音沙汰ないので、しょうがないから母に相続させればいいのでしょうから「相続放棄」というのがあって、その期限は今月末であることを伝えました。するとどうでしょう、驚くような回答でした。

相続放棄っていうものは知らない(知らなった)

相続放棄はしない(素人だから、放棄って言葉がネガティブなんでしょう、全く学んで理解しようという姿勢がないとことが、大手企業だけで勤めた人の姿勢)

③姉いわく、自分にも相続の権利があるから権利を主張してお金をもらう、何が悪いんだと。

 

もうねえ、ほんとこんな人も多いんでしょうなあ。法律も悪いけどね、「放棄」って言葉がネガティブだし、教科書的には相続放棄は死んだ人に借金とかがある場合ってなってますからね。

こうなると「遺産分割協議」になるわけで、遺産分割協議でも母だけに実質財産を相続させることはできますがね…しかし、親の少ない財産からもらいたいとは…それも再雇用で働いていている姉が。。。

 

無職の私…私もそれではわずかな相続財産から権利を主張してガッツリもらおうかな…おかげでリタイア生活安泰になるかも~。。なんだかなあ。。親からの相続で老後が過ごせるとかって、個人的にはとてもムカつく考え方です。

 

無知であることを大手企業だけで働いてきた人はそれを認められないんだよね。それとほんと金が欲しいんかなあ。。以上です。