AMATSUN’s blog

50代サラリーマンのセミリタイア

その他128(老いと家族との関係ほか)

最近、ブログ更新を控えめ?にしてます。日々の日記を書いてもしょうがないかなあと思い。また、特に自慢になることや投資のこととか書くことない私でしてね。

 

それとは関係なく、GWが近づいてきてふと家族と老いていく自分について思ったことがあり。

私には、子供二人、上の娘は嫁いで赤ん坊も生まれ、そう孫もいます。GWは、娘と孫も帰省してくるので楽しみですね。一方、無職無収入の私なので、娘と孫が帰省してきてもそんなに贅沢はできないなあなんてちょっと思ったのですがね…国民年金の前納で31万円も口座引落としになるしね。

でもちょっと違うことに気づきました。自分や自分の子供が親と祖父母との関係をおもい返してみてです。

 

田舎の大きな屋敷で三世代とかでなく、都心に近い街で暮らして来た自分たち。自分は大学入学とともに家を出たので、休みには帰省しましたが、20歳代はそれより友人知人とのゴルフとか遊び優先。その後結婚し子供が生まれてから、帰省はしたものの、実家も都心の街の一軒家でお屋敷ではないですから、そんな自由に泊まれる環境でもないので居てもせいぜい1~2日ですよ。

更に、30歳代から40歳代は会社関係の繋がりや仕事への責任、私事ですが資格試験の勉強、社会人大学院への通学、英会話の勉強とかしてたりで完全に自分中心。子供らを祖父母のところにそんな連れて行かなかったし、子供らも小学生/中学生/高校生となっていくに従い、部活だのなんだの忙しいので、そんな祖父母と家族ぐるみでなんてしなかったなあ。まあ、結婚してない姉がいてそれがうざくて近寄らないようにしてたからもあり。

更に戻って自分が子供の頃、田舎(都心近くでない)の祖父母のところに行くなんて、ぜーんぜん面白くなく、うぜ~とか思っていた。中学生以降はほぼ行ったことないし会話もしたことなかったかもなあ。葬式にも行ったかどうかすら記憶がない。。

 

ということからすると、自分の子供二人も自分らの人生を歩んでいくわけで、親からどんどん離れていくでしょうし、孫はかわいくてしょうがないですが、そうそうベタベタしてくれなくなりますでしょう。そばに飼猫がいますが、この子も9歳ですからあと10年かなあ。

そうです、老いていくうちに、家族(+猫)だってそんな相手してくれるものではなく、それぞれが自分の人生を歩んでいくのですから、子供、孫、家族がいようがいまいが、老いたあかつきには一人ぼっちな訳ですよ。

まあ、60歳代まではそこそこ家族関係は楽しいかもね。70歳を過ぎたら、そろそろ子供孫も相手してくれないでしょう。せいぜい75歳くらいまででしょうな。80歳過ぎたら(生きてないかもですがね)もう完全に人生敗戦処理状態でしょう。

私が聴くジャンルの洋楽で、1984年の古い曲でREOスピードワゴンというバンドの「Can't Fight This Feeling」という曲があります。これの当時のミュージックビデオ(ベストヒットUSAなんかで流されていたやつね)、「生まれて成長し、結婚し子供らが生まれ、老いていき人生が終わる」というビデオクリップなのですが、まさにあれですわ。大学生の頃、アレを観ていてなんの感傷もなかったですが…いよいよそういう風になる老いていく自分。。

 

これは我ながら早くの気づきと思ってます。なので、いまのうちはケチケチせず子供と孫との交流を図ろうかなと。60歳代まではケチケチせずちゃんと楽しんで生きて行こうかなとか思い直してます。その後は、老人は一人で生きていくものなのでしょう。家族を含め他人をあてにしてはいけません。