AMATSUN’s blog

50代サラリーマンのセミリタイア

仕事119(やっぱり転職せずずっと1社で勤めた人達が羨ましい)

昨年58歳でリタイアして今月末で丸1年です。1年間、退屈だと感じたことは全くないです。働いていた頃のストレスを100とすると、今の生活のストレスは、5〜20という感じでまあまあ幸せです。

ただ私の幸せは、趣味と孫も生まれてのおかげであって、金銭的な面や人とのつながりとかにおいては全くないです。

 

これまでブログに書いてますが、私は9回の転職、計10社を渡り歩いてしまったならず者です。これまでも感じてましたが、今日のブログ題名の通りやはり、転職なしで1社で勤めあげた人達が羨ましいです。

改めてそう感じていて、今日、ブログに書くことにしたのは、渡り歩いた会社のうち、1社、その会社の人らと細々と続いてる繋がりがあり、今月末に10人ほどの飲み会集まりがあり参加するのです。まあ行くとその会社内の話しになるから、なんとなくつまらないし外者感を感じることがわかってるのですが。ならば、参加しなきゃいいのにね。

 

これからアーリーリタイアを目指す人向けにですが、転職組にはリタイア後も悲哀はつきものであることをいくつか伝えられればと。

 

1) 元の会社との繋がりは希薄か無くなる

上記のような外者感のほかに、そもそも全く繋がりがなくなることが多いかと。私は、計10社のうち、繋がりがあるのは、あともう1社くらいで、あとはまーったく繋がりないです。私が在籍していたことすらもう全く消滅してるでしょう。要はおひとり様、孤独が平気でないとですね。余計な付き合い費用がかからない点はメリットあり。

2) 退職金はない

はい、転職渡り歩くと60歳/65歳なりでの退職金はないですから、アーリーリタイアで上乗せ退職金パッケージもないです。なので、リタイア後の資金資産の用意は自己責任です。

3) 再雇用も事実上ない

若い頃の1-2回の転職で、その後は定年近くまで新卒の人とほぼ同様に勤めあげてれば、他の人のように再雇用の対象になるでしょうが、私などそうなのですが、40歳代後半以降にも転職してると、そんなご機嫌なポストはないです。これまた自己責任です。

私などは、まあ働きたい訳ではないからリタイアしてるのですから、再雇用なんていらんのですが、最近、小遣い稼ぎでパートかバイトでもないかなとも模索してみると、そんなんないので、やはり小遣い稼ぎのためにも再雇用は日本型のシニアの生き方としては、ハッピーなのではないかなと。

どうしてもお金が必要か小遣い必要なら、警備員とか交通誘導のバイトしかないですからなかなか辛いかと。

4) 自分が何者だったかのアイデンティティもないよ

ブロガーさんの中には、大手〇〇企業業界で働いて来ました!とか書けていたり、元会社関連の写真を付けている人もいるように、自分は何者(だったのか)みたいなものがあるかと。私がいく河川敷のゴルフでも、同組になる知らん定年後のオッさんとか、聞いてもいないのに、自分の経歴過去を今の自分を表現するのに話してきますからね。

 

ということで、多数派は元いた会社がしっかりおありでのアーリーリタイアや定年リタイアの人ばかりなのが日本。私のような悲哀の人は少数派でしょう、わかっちゃいたけど、改めて孤独で自分のアイデンティティがあるんだかないんだかの気持ちになるシニアライフだなぁと思い、今日のブログを書きました。

リタイア以降のシニアライフで新しいサークルや第二の人生なんて、そう築けませんからね。