AMATSUN’s blog

50代サラリーマンのセミリタイア

生活7(練習は裏切らない?)

またまたブログ更新をサボってました。

GWですが、基本、政府や小池百合子さんのいいつけを守っています。

今日は、趣味の話ですね。

まず、ゴルフ。先々月くらいから、練習場を週一、コースを週二で行こうと続けてきました。基本、平日に行ってます。練習場では2時間打ち放題。300-400球打ちますが、2時間もいれませんね。それで、前半の150球くらいはアプローチばかり練習、15ヤードとか片手で打ったりです。その成果か、直近2回のコースで、100切りは達成。うち1回は河川敷コースですが、91でしたので、数年ぶりの90切りもありかも。

やはり「練習」鵜裏切らないです!

一方、ギターの方は、自分ではまあまあ練習の成果が出てきてると思っていたのですが…。久しぶりに以前の職場の同僚でギターがうまい40歳の者と「スタジオ」で大きいアンプを弾いてきました。彼は、20歳の頃にアーティストのテック(機材担当)をしていたこともありなのですが、ついでに辛口なんですよ。今回もコテンパンに言われました、また。もうお前とは遊ばねえぞと少しカチンと来ましたが、どうも悪気はもちろんないのと、まあそういうキャラなんでしょう、ということで許しました。

指摘は全部正しい、ギター教室の先生の指摘するけどそんなに辛口には言わんが。ウーム、なかなかこっちの方はまだ苦手な部分が克服できない。。。

練習は裏切らない?なのか、まあ練習の仕方の問題ですかね。

生活6(平日のゴルフ練習場が混んでる)

おはようございます。

何を今日は書こうかですが、直近のことではちょっと今書くのは身バレとの関係が多くてなので、いずれ、転職相談のことと、以前の職場のある意味のパワハラのこと、役員に関する内部通報のこととかありますが…

最近、また定期的にちゃんとゴルフ練習場で練習するようにしました。これもコロナ禍での時間の自由度からもあります。

打ちっぱなしのゴルフ練習場は、土日と平日で料金が違います(ゴルフコースもそうですね、もちろん)。

で、私も完全テレワークなので、仕事をうまくこなせば平日に時間が作れるので、こっそり打ちっぱなしに行っていますが、なんと平日にも関わらず「順番待ち」です。

まあ、20分程度待ってれば空きます。平日は、基本、2時間制の打ち放題なので回転っはしますが、平日から満杯とは…練習場の支配人と従業員の女性は明らかにホクホク顔ですね…。

私以外見まわすと、半分くらいはまあリタイアしたグランドシニアの方残りの半分は、ほぼ働いている人ですね。中には、作業車両で屋根にはしごが付いてる車で来ている、作業着ズボンのあんちゃん2名とか、よくいますね。

あとは、打席で途中で休憩しているようで、スマホで仕事のメールしていると思われるカジュアル服のサラリーマンとか。

自分は、会社のスマホは持って行かないことにしてます、気が散るので。2時間打ち放題でも集中してやると、また怪我や疲労しすぎない程度にすると、1.5時間で十分ですね、それでも300球くらいは打ちます。

コロナの緊急事態宣言で、ゴルフ練習場とバッティングセンターは「ギャラリー禁止」とか都が言ってるらしいですが、ギャラリーなんていないですよ、危ないしそもそも。

コロナ禍でもテレワークが行き届かない、増えないとのことですが、自分は助かってます。

 

 

 

転職の話6(リファレンスチェック)

またしばらくブログ更新をサボってしまいました。

言い訳理由を言うと、①副業含む仕事がそれなり忙しかった、②ゴルフ(練習場含む)、③趣味のギターを弾いていた、などです、なんだよーですね。

夜、ベッドに入ってからとか、出かけてい時など、書きたいことは出てくるのですが、翌朝とかにしようと思うと、そのままになってましたね。

さて、今日は日曜日の朝なので、ほかのことは後回しにして先週あった相談の話。

知り合いから、同僚か部下か上司かわかりませんが、その人のリファレンスチェックの依頼が来たがどうしたらいいかというものでした。リファレンスチェックとは、転職時に採用側の会社が、候補者の過去の会社の在籍確認と評判を外部調査会社に依頼して行うものです。

海外では普通のようで、そもそも上司から「リファレンス」なる書面を予め辞める前にもらっておくようでもあるそうです、というか外資系にいた時に辞めていく外国籍の部下から求められサインしました。日本では一般的でなく、外資系などでは採用しているようです(確かTOEICの試験問題にも「事例」が出てて笑いましたが)。

私自身の転職経験のほか、大手企業にいた際に採用でリファレンスチェックを見た経験から、上記の相談者にもアドバイスした話を記します。

1.リファレンス先(人)と内容

調査会社と調査方法(後述する費用との関係あり)によっては、候補者自体に聞かず、勝手に在籍会社へまた在籍していた会社の人に「当たる」ようです。こっちの方法は、私にもよくわかりませんが、聞くところによると当該採用とは関係なく在籍して会社がリファレンスを調査会社を利用していると、バーター的に人事部門が対応しているという噂は過去に聞きました。今どきはどうでしょうね。あとは調査会社が、在籍会社の人で過去に接点がありリファレンスを聞ける人を押さえているとか。。。

上記の「勝手リファレンス」には、誰かに聞くのでなく、ネット上の情報(Facebokkとかですかね)などをさらう簡易の調査もあるようです。

最も一般的?なのは、採用候補者自身がリファレンス先の人を提出できるものです。この場合、あらかじめリファレンス先の人に「事情を説明し、リファレンスに応じてもらうことの協力(良く言ってもらうことの協力)」ができますし、通常はそうするでしょう。

内容は、主目的が在籍確認(虚偽の経歴でないか)でしょう。電話かメールで行われるが、質問は簡単なもので、在籍期間とその時の働きぶりはどうだったかで、事前に協力依頼をしてあれば尚更、普通の常識?からは当たり障りなく「よかったですよ」と一言えばいいことです。メールの場合、選択肢方式もあるようです。

費用は、採用のポジションがジュニア/管理職/経営陣クラスで幅がありますが、20万~100万/人ですね。

2.実態と経験

1)日本企業でやってる会社はロクでもないと見よ

ここからは私見です。私が以前いた国内企業では、ジュニアクラスにすらこのリファレンスチェックをやってました。加えてネット上の調査も別途やってました。純粋な日本の企業なのに、費用も無駄だなあと見てましたが、その理由はその会社の中では労働訴訟、それも現場クラスでない世間の耳目にも入ったような事件がいくつかあったりしたこと、社内で派閥争いがあったことなどが、背景理由でしたね。

また、転職活動で最終に残った日本企業(スポーツ/アミューズメント系の会社でしたね)でも自分がされたことがあります。この会社も、後々、創業者系の不祥事が起きてましたので、ロクでもなかったですね。

2)リファレンスの報告書

費用との関係もあるので、簡易の在籍確認程度の依頼の場合には、「結果」のみ程度のものですが、中には興信所の調査書みたいなレベルのものを依頼して受け取っている会社もありましたね。上記1)で書いた私が以前いた会社はそうでした。自分も採用面接側でしたので、それらに目を通しましたが、途中から見るのをやめました。

まあ、いいことは書いていない(言われていない)のばかりでしたね、あれ見たら誰も採用できないのでは?とすら感じました。特に管理職手前までで辞めてきた経歴の子については、そのリファレンス先の人はだいたい上司だった人っぽくて、「辞められたから」かまた「辞める」くらいいですからそりゃー人間関係が良かった訳はないからでしょう、「けちょんけちょん」だったりします。

これは、日本人の匿名へのマインド、職場や会社の実態で、海外とは違う訳ですよ、そこにおいて元会社の上司等にリファレンスした報告書なんてを「利用する側の会社」が何か欠けてますよ。上記の私がいた日本企業で、一緒に面接をやっていた上司は、このリファレンスチェックの報告書が大好きで、隅から隅まで読んで、あーだのこーだの言ってましたね、裏で影で人を品評するのが好きなタイプ、本人は悪意自体はないのだろうけど人権意識に疎い世代の、勝手に自分は正しいと思っている日本人ですね。

3)ケチがつくことがあるのか

人材紹介のエージェントの話では、ほぼ全くに近いほどないそうです、そういうことは。まあ、私がいた上記のリファレンスチェック大好き日本企業でも、まあ面接はしてましたね、というか面接する前に候補者のリファレンス取っていること自体、恐ろしいというか費用が無駄じゃんです。普通は最終選考時です。

転職で受けた日本企業(スポーツ/アミューズメント系の会社)で、私はリファレンスチェクの内容でケチが付きました、めったにいないとエージェントも同情すらしてくれました。当然、そこには行けなかった(行かなかった?)ですね。私について、けちょんけちょん多分言ったのは、以前のブログ記事で書いたリストラされた外資系の会社の人事担当役員だと思います…

もう1回、ケチをつけられたことがあります。それは、ある外資系にアプライして最終の時に、過去の会社の人でリファレンス先を自分で提出できたのですが、上記リファレンスチェック大好き日本企業在籍時の人で頼める人がいなく、応募している会社が委託している調査会社に一任した時です。

この時、どうやら上記リファレンスチェック大好き日本企業の時のまさしくそれが大好きだった私の上司にリファレンスしたみたいですわ。リファレンス報告書、彼は大好きだったので、まじめにご丁寧に語ったのでしょう。

しかしまあ、いずれも了見狭い人たちです。

この外資系もケチがついて、リファレンスチェックやり直しましょうかと言われましたが、お断りしましたよ。

4)そうは言っても日ごろから大事なこと

上記で書いた「勝手リファレンス」の場合には、たぶんデータベース内の調査だけで人にはあたっていないと思われますので、犯罪履歴とか経歴詐称がなければ大丈夫かと。

他方、一定のポジション以上だと、人に当たるリファレンスチェックになるので、日頃から、転職した後のために、元職場にリファレンスをお願いできる信頼できる人を一人は作っておくことでしょうね。上記の外資系の転職時には、別の元の会社の在籍時の他部門の役員で信頼できる関係の人がいたので、その人にお願いしましたら、その人はちゃんと良いことを言ってくれました(もっとも、1回事前に接待しましたが)。

5)最近は外資以外やってないのでは

個人情報、センシティブ情報への要配慮の時代に加え、最近のプライバシー意識の高まり、SNSでの諸種問題などから、また費用対効果からも、日本の企業は外資の真似はやめて、リファレンスチェックの利用は減っているのではないかと感じます。

私が受けた上記嫌な体験は、2000年代の頃であるところ、この直近10年での私の転職と採用の経験では、リファレンスチェックの話は一切出てきませんでしたので。

 

冒頭、私に先日相談のあった知り合いにリファレンスチェックの件は、海外の会社の人だそうです、その私の知り合いは海外現地法人に出向していたので。なお、私の相談者は手厳しい内容(まあ彼いわく「事実」)を回答しちゃったそうです。

日本人の匿名性への無責任なマインドや風土、職場会社、転職事情からは、リファレンスチェックはそぐわない、そこまで成熟できていないと思います。それなのに、そんなものを今でもやる会社には行かない方がいいかと思います。

生活5(継続は力なり)

また少しブログ更新をサボってしまいました。

今日は、趣味の話です。

今月4月満了でギター教室に通ってちょうど5年になります。

昨年までは、今も継続しているエレキギター教室に月2回、アコースティックギター教室に月2回行ってましたが、昨年5月からアコギの方はお休み(というかやめた)。

月4日だとちょっときつかったですね。月2回にしてだいぶ余裕というか、予習復習ができるようにもなりました。あと5年、計10年続けたいと思ってます。

30歳代のころは資格試験、その後は社会人大学院、40歳代前半は英会話(というかTOEICですが)と目標を常に持って取り組んで来ましたが、失ってしまったものもあります。ある意味、そういう(仕事職場と直接関係ない?)余計な向上心?が職場を転々としった背景になってしまったと…そして、最大は家族との時間を過ごさず、いつも土日はイライラ勉強してたので、今になって家族は私のことが嫌いです、なにせ良好な関係、家族で何かを楽しむとか会話するとかしなかった。。。

50歳代になって、一人ぼっちになるあと、勉強はやめて趣味に取り組むことにしたのが、ギターです。

今日の日曜日午後は、教室のレッスンです。

 

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仕事11(ここ数年流行りのone on oneとやら)

今日、この後、逆ギレされた地頭野郎上司とMTGです、まだこだわってるみたい。

one on oneしたいとか。

ところでここ数年、企業内のマネジメント手法で、one on oneってのが流行ってます。あれどうなんでしょうね。

昔、でもないか、MBO(Management By Objective)というのがありますが、これってヘイコンサルティングが作ったものなのですよね、確か。

one on oneも、どうせどっかのコンサル会社かコンサルタントが考えたものでしょう。

2度くらい、one on oneのやり方の研修を受けたことがあります(転職ばかりしてるので…)。

1.部下の話を傾聴することに徹する。

2.基本、目の前の仕事の話をしない。

・なるべくプライベートとかの話で差支えない話をする

・仕事の話はしても一つまで。

3.メンタルヘルスのケアをする。

4.部下の話を否定から入らない。

5.原則30分以内

ざっとこんなんでしたかね。

私もつい数年前までは、「やる方」でしたが、相手によって長続きしなかったですね。

(部下によっては拒否られる)。

しかし、ホント会社で働いているのが嫌になるこの頃です。

 

仕事10(地頭がいい人が苦手)

今日も朝早くから自宅での仕事です。自分的には、フルリモートの働き方は大歓迎ではあるのですが、ここのところ夜になるとちょっとイライラや過去の失敗から来ている今の自分の状況へ残念感が出てきたりはするので、家にいること中心もやはりいかがな面もあるかもしれないと感じ始めています。

いろいろ考えてしまっている中で、会社のやつでむかつくことがあり、合わせて考えてみていた結果、どうも私は地頭がいい人、「地頭」だけで勝負してくる人(特に上司ですね)が嫌いなのかなと感じたことがありました。

私は、自分でよくわかっているのですが「地頭」よくないです。なので、これまで40歳代までは一生懸命、書籍等で調べたり、勉強したりしてきたと思っています。

他方で、企業で上に上がる人、特に役員クラスですね、地頭で勝負している人によく出会います。そういう「上司」とはどうも合わないですね。あー、早くリタイアしいたいいです。

「地頭のいい会社にいる役員クラス」について、私が感じたあるある感を記します。

1.頭で考えた理屈(理論)ばかり言う

例えば書類に書いてある文言だけを杓子定規に読んで、「書いていない」ことの想像の事柄を指摘してくる。

「こうならばこうなら、こうでないならばこうではないか」みたいな一見頭がよさげな指摘を言う。

2.上記の自説を曲げない

いろいろ議論しておきながら、結局、自分で自説のロジックに基づくことを自分でメールに書いたりして、そのロジックの元での業務(作業)を振り撒く。

3.上記の自説を更に上の上司のお墨付きを影で取る

組織である以上、上司のお墨付きを得ることは必要であるが、公開の場(メール等でも共有されたやり取り)でやらずに、当人いわくの用語で言うと「オフライン」とやらで影でone to oneでやってやがる。影でやるっていう手法が嫌いですわ。

4.専門分野部門を尊重しているようで尊重しない

まあ、上記の自説を曲げないがそうです。

5.人の意見から考えを変えることがない

これも、上記の自説を曲げないがそうですが、この点がトップマネジメントクラスの人は違います。むしろ、厚顔無恥くらいに180度、自説を変えることができますね、本当のトップエグゼクティブは。

6.地頭に頼っているから実は専門能力を持っていない

まあ、端的に言いいますと、CTO(Chief technical officer)とかCIO(Chief IT Officer)とかは確かに専門分野をもってますので、その他の専門分野に一定のリスペクトを持っています。他方で、財務会計経理税務等の専門家ではなかったのにCFO(Chief Execuutive Officer)といった肩書、Strategyの肩書についた役員は、概ね地頭で上がってきた人で、地頭がいいので上や周りからの評価が高いのでとっても厄介です。専門分野の業務をコツコツやろうとしない、学ばないで地頭勝負で来るので、実は周りは毛嫌いしているのですが、本人は意に介せずですね。

7.資源は有限でなく無限である思っている

地頭がよくて地頭で生きている人は、なぜか他人に対して無限なのではないかと思うような仕事(業務)を指示したりします、しかも自分ではできない又は自分で手を動かしてやるとヘンテコなものを作られこちらが困る。。。

8.なぜか体力もある

上記の無限の資源があるかと思っていることとセットであるのが、なぜか体力もあるんですよね、何時まででも仕事する。

9.なぜかビジネス感/一般常識感が欠けている

まあ上記から容易にお分かりになるかと。これがあったら、「自説を曲げない」とかないですよね。

これまでの自分の企業内での失敗には、この「地頭やろう」にケンカを仕掛けてしまった場合が多かったです。つい先日もまたやってしまいました。まあ、こちらとしてはケンカを仕掛けた訳ではなく、一応は助言のつもりだったのですがね。あと、自説を曲げないとかではないのですが、地頭がいい部下からイジワルをされたこともあったと感じてきているところです、裏でなにか必ずしてましたね、イジワルな策を。

これまでケンカを仕掛けてしまった相手は、そのほとんどが日本の最高学府を出たけど企業勤めの先輩か上司、あとは体育会出身で社会人スポーツで活躍した後、企業勤めしている上司でしたね。イジワルしてきた地頭のいい部下は、だいたい超進学校の高校卒だけど大学はまあ普通という女性でしたね。

今回も反省しました。無駄です、こういう人と組するのは。自分が損するだけですね。

私は仕事の関係で、最高学府を出られた専門士業の方とやり取りをしているのですが、彼らもとても地頭が良く体力も凄いです。ただし、さすがにクライアント商売でかつ専門分野の方々なので、地頭だけでクライアントに自説を主張する人はほぼいないです。

ここが、同じ最高学府を出られて企業に来てしまった人とは全く違うところです。

今日は、こんな自分の損な生き方と失敗経験を反省しての話でした。

転職の話5

この私のブログではアーリーリタイアを目指す背景となったこれまでの複数回の転職のことについて書く予定ですが、まだ4回しか書いていませんでした。

なかなか本題に行けないのは、自分のプライバシーへの懸念から、アーリーリタイア実現近くまで引っ張ろうと思ってますが、それだと先になってしまいそうなので、今日は少し書いてみたいと思います。

これまで一桁台後半の回数の転職をしてしまいましたが、そのうちの外資系を退職になってしまった際の経験を、参考になればとして書きます。

1.外資系部長のポジション

まずそこへの転職は、ポジション(部長)と年俸にひかれたからでした。しかし、さほど英語も得意でなく、また外資系での役職者での経験もないのに、それまでの経験などが私の市場価値がインフレ的に高い評価になっていて、それを梃にできた転職でしたので、最初から実力不足だったのだと今になっては思います。

外資系では、「ダイレクトライン」の上司と「ドットライン」の上司がレポート先としてあります。私の場合、ダイレクトラインの上司は海外本国の部門ヘッド、ドットラインは日本法人の社長、更に影のドットラインがあり、日本法人の日本人の人事担当役員。非常に人間関係というか立ち回りが難しいものでした(辞めてから振り返るとですが…)。先述のとおり、英語がそれほど得意でないこともありましたが、自分の当時の専門分野のノウハウがそれまで上場日本企業のものであって、未上場会社の外資日本法人では活かせない専門性でもあったほか、まあ、何よりも立ち回りの高度な政治的な振る舞いはできず(今でもできませんが)、また部長としての部下のマネジメントも日本企業的なものは外資ではちょっと違う。。。。

 

2.リストラ始まる/自分も売られていた

それでも3年目に入った頃に、後で知ったのですが、本国本体での大きな再編とリストラが始まり、まずは周りにいる日本人部長のうち、①50歳以上の人、②英語が得意でない人(外資に買収された先だったので、元々いた人はみな得意でない)が、狙い撃ち的に急に辞めていく。。。。当時の私は40歳前半で勘違いの自信をもっていて、自分は関係ないと思っていました。その次に、ダイレクトレポートラインの外国人上司が夏前に急にアーリーリタイアだと言って辞めていったあたりで、自分も怪しいかもと少し警戒し始めました。その8月頃に、私の会社メールアドレスに知りもしない、登録もしてもいないヘッドハンティング会社からいい話があるか会わないかとダイレクトメールが来ました。私の会社のアドレスを知ってるのがおかしいでしょうなのですが、この時もへんな自信で会うだけあってあげるぜと会いました。普通、ヘッドハンティング会社、エージェント会社では一人しか出てこないようなところ、3~4人出てきて、それでも上から目線を気取り、今の会社で上に上がっていくつもりである趣旨で「どういう案件」かもあえて聞かずに引き上げました。帰り際に、「いい話なんですけどね…」と言われたことを覚えています。

多分、会社に私は「売られていた」のだと思われます。リストラ対象リストに載っていたのでしょう。こういう場合は、ほんとは「乗る」べきだったと思われます。

そんなこともありましたが、自分自身、どこかで未上場会社の外資系日本法人は自分には合わないと感じてもいたので、9月くらいから転職活動をしました。この同時期の秋から冬にかけ、親会社が同じ別の日本法人の同様の部署のヘッドから突然、訪問したいという話が来て、まあ会ってあげましたわ(笑)。ただ、その時もその人は何かを探っていいる、また「何か聞いてる?」とか言ってましたが(笑)。

まだ、この頃は自分に市場価値があったのでしょう、すぐに今では有名になったインターネット・サービス系の会社の複数回の面接を通り、11月末に最終の意向確認を求められました。そこで、また私は悪い虫が出て、「まだこの会社で大丈夫だろう」と思って、12月上旬に断ってしまいました。

その12月のクリスマスが近くなったある日、影の上司の人事担当役員から急に呼び出され言われたのが……そうです。年明け3月までは在籍保証する、今のポジションは親会社が同じ別の日本法人の部長が転籍してくる、4月以降も残るならマネジャー(課長)に格下げという内容でした。私は絶句するとともに、一言だけ同役員に言ったのは、「もう少し早く言ってほしかった(なぜなら断ってしまったインターネット会社の口があったから)」と言いました。たぶん、夏から秋には「決まっていたこと」だったのでしょう、弱気なことを絶対言わないその役員が一言(もっと早く言ってほしかった)については「すまない」と言ったので余計にわかりましたね。この役員は、常に強気をふるまう人ですが、実が心が弱い人で、人に面と向かって厳しいことを告げることは苦手で、ずるずる年末が近づいてあわてて告げたのでしょう。

3.退職までの4か月

もう年末で転職エージェントもお休みに入ってましたし、年明けても春までは転職案件は少ないでしょう。容易に想像できて、とてもつらい年末年始を過ごしました。

年明け1月にもう早速、別の日本法人から「部長」が来ちゃいました。いきなし、私は課長待遇のマネジャー降格です。その来た「部長」はこの時に既に58歳で、元の日本法人の方は課長が部長に昇格してましいた。要は、役職定年だったところ自分で政治的にも動き、私のポジションを奪ったのでしょう。来た際に私に言っていたのは、結婚が遅くて子供がまだ高校生なのでごめんね、あと数年いたらその後はまた君が部長をやればいいとか言ってましたわ。。。

そのまま残る気はなくなり、転職活動再開しましたが、それまでと変わって急激に引き合いがなくなり。。一方で、これは上乗せ退職金(パッケージ)をもらわないと合わないと思い、その交渉をすることにしました。その交渉の代理人として、私のポジションを奪った「部長」(私がいる限りにおいては上司ですし)にさせました。途中なんでこの役割を自分がやらなきゃならないんだとか言ってましたが、あんたの高校生の子供のためだろうと。

4.上乗せ退職金(パッケージ)

自分は中途で3年しかこの日本法人に在籍でなかったので、正直、「相場」がわからず「会社側」から「数字」が出てくるのを待ったのですが、3月末になっても交渉が進捗しない中、もう、自分の降格された立場で会社に通勤するメンタルもなく、「会社側」とブレイクするのも怖かったので、「控えめ」な数字で出したら、一発OKになってしましまいました。ドストライクな金額だったのでしょう。もう少し「高め」の数字を言えばよかったと後悔しました。

5.最後に

結局、4月末で辞めました。次の転職先は、意に反するものにならざるを得ませんでした(ここの話は本日は省略)。12月から4月までの4~5か月、ほとに精神的につらいものでした。結局、以前の最初の最初の転職先の会社を辞めるべきでなかったということの序章です(もう一つ、その前の序章もありますが別の機会のネタです)。

6.いくつか後日談

まず、11月末にオファーをもらっていたインターネット系の会社には、12月に「会社側」から告げられた後に、エージェントを通じて「復活」をお願いしてみましたが、「一度断っておいて何事か」という反応だったようです。この会社の面接等の際に上級役員2名の方とお会いし、その方々の下に入るオファーだったので、その方々らがその後にご活躍を見聞きするたびに、残念と後悔を感じてきたものですが、今はもうお二人ともその会社にはいないですね。

最近、自分が受けた上記のリストラみたいな経験を、同年代の人に対して「する」ことがありますが、全く気になりませんね、やる側として。

今日は、長くなってしまいましたが、皆さん、気を付けましょう。