今日も朝早くから自宅での仕事です。自分的には、フルリモートの働き方は大歓迎ではあるのですが、ここのところ夜になるとちょっとイライラや過去の失敗から来ている今の自分の状況へ残念感が出てきたりはするので、家にいること中心もやはりいかがな面もあるかもしれないと感じ始めています。
いろいろ考えてしまっている中で、会社のやつでむかつくことがあり、合わせて考えてみていた結果、どうも私は地頭がいい人、「地頭」だけで勝負してくる人(特に上司ですね)が嫌いなのかなと感じたことがありました。
私は、自分でよくわかっているのですが「地頭」よくないです。なので、これまで40歳代までは一生懸命、書籍等で調べたり、勉強したりしてきたと思っています。
他方で、企業で上に上がる人、特に役員クラスですね、地頭で勝負している人によく出会います。そういう「上司」とはどうも合わないですね。あー、早くリタイアしいたいいです。
「地頭のいい会社にいる役員クラス」について、私が感じたあるある感を記します。
1.頭で考えた理屈(理論)ばかり言う
例えば書類に書いてある文言だけを杓子定規に読んで、「書いていない」ことの想像の事柄を指摘してくる。
「こうならばこうなら、こうでないならばこうではないか」みたいな一見頭がよさげな指摘を言う。
2.上記の自説を曲げない
いろいろ議論しておきながら、結局、自分で自説のロジックに基づくことを自分でメールに書いたりして、そのロジックの元での業務(作業)を振り撒く。
3.上記の自説を更に上の上司のお墨付きを影で取る
組織である以上、上司のお墨付きを得ることは必要であるが、公開の場(メール等でも共有されたやり取り)でやらずに、当人いわくの用語で言うと「オフライン」とやらで影でone to oneでやってやがる。影でやるっていう手法が嫌いですわ。
4.専門分野部門を尊重しているようで尊重しない
まあ、上記の自説を曲げないがそうです。
5.人の意見から考えを変えることがない
これも、上記の自説を曲げないがそうですが、この点がトップマネジメントクラスの人は違います。むしろ、厚顔無恥くらいに180度、自説を変えることができますね、本当のトップエグゼクティブは。
6.地頭に頼っているから実は専門能力を持っていない
まあ、端的に言いいますと、CTO(Chief technical officer)とかCIO(Chief IT Officer)とかは確かに専門分野をもってますので、その他の専門分野に一定のリスペクトを持っています。他方で、財務会計経理税務等の専門家ではなかったのにCFO(Chief Execuutive Officer)といった肩書、Strategyの肩書についた役員は、概ね地頭で上がってきた人で、地頭がいいので上や周りからの評価が高いのでとっても厄介です。専門分野の業務をコツコツやろうとしない、学ばないで地頭勝負で来るので、実は周りは毛嫌いしているのですが、本人は意に介せずですね。
7.資源は有限でなく無限である思っている
地頭がよくて地頭で生きている人は、なぜか他人に対して無限なのではないかと思うような仕事(業務)を指示したりします、しかも自分ではできない又は自分で手を動かしてやるとヘンテコなものを作られこちらが困る。。。
8.なぜか体力もある
上記の無限の資源があるかと思っていることとセットであるのが、なぜか体力もあるんですよね、何時まででも仕事する。
9.なぜかビジネス感/一般常識感が欠けている
まあ上記から容易にお分かりになるかと。これがあったら、「自説を曲げない」とかないですよね。
これまでの自分の企業内での失敗には、この「地頭やろう」にケンカを仕掛けてしまった場合が多かったです。つい先日もまたやってしまいました。まあ、こちらとしてはケンカを仕掛けた訳ではなく、一応は助言のつもりだったのですがね。あと、自説を曲げないとかではないのですが、地頭がいい部下からイジワルをされたこともあったと感じてきているところです、裏でなにか必ずしてましたね、イジワルな策を。
これまでケンカを仕掛けてしまった相手は、そのほとんどが日本の最高学府を出たけど企業勤めの先輩か上司、あとは体育会出身で社会人スポーツで活躍した後、企業勤めしている上司でしたね。イジワルしてきた地頭のいい部下は、だいたい超進学校の高校卒だけど大学はまあ普通という女性でしたね。
今回も反省しました。無駄です、こういう人と組するのは。自分が損するだけですね。
私は仕事の関係で、最高学府を出られた専門士業の方とやり取りをしているのですが、彼らもとても地頭が良く体力も凄いです。ただし、さすがにクライアント商売でかつ専門分野の方々なので、地頭だけでクライアントに自説を主張する人はほぼいないです。
ここが、同じ最高学府を出られて企業に来てしまった人とは全く違うところです。
今日は、こんな自分の損な生き方と失敗経験を反省しての話でした。