AMATSUN’s blog

50代サラリーマンのセミリタイア

仕事66(ていのいいリストラ策である組織人事制度改革)

今日は、管理職研修の小チームとやらで会社オフィスに行かねばならない(リモート参加NGだそうで)。

私は、今年度でリタイアすることを経営トップには伝えてあって、私の後任などの募集選考もしているはずなので、もうほんとは私は不要なのですがね。

会社にはまだ伝えていませんが、今年度末を前倒してして7月末でリタイアし、副業のみのフリーランスになる計画ですがね。

 

今日は、主題。以前書いたかなあ、書いたかも。

新たに外部から来た社長。今年度中に組織改革と人事制度改革をやると。

その一環としての「管理職研修」とやら。まあ、ていのいい人事制度改革の啓蒙と「管理職級の再格付け」ですよ。

大手の会社はもう2000年代にやって、そこでの再格付けで跳ね飛ばされた(というか抽出された)旧管理職の者に、「残るか、残るなら****部屋へ」とかってやつです。

中堅未満の会社では、2010年代以降、経営陣が変わると人事コンサルを入れてやりますね。

私は、コレ、もう過去に3回(3社)経験してるんですわ。

 

要はこういうことです。

1)組織改革と称しての「ポジション減らし」または「一旦ポジションなくす」ことでの追い出し

前者より後者が多いかなあ。部課長職から外したい「ターゲット部課長」の「部署」自体を一旦なくして、「アンタの部署は統合されたので、あなたは部長(課長)でなくななりましたー」って外す手法。

そのターゲットが会社を辞めるか遠くに行ったら、いつのまにか元の部署(ポジション)は復活していて、「若いポテンシャルな可愛がられている者」がアサインされてることが多い。

2)人事制度改革

ー1:まず、ていのいい「エキスパート職」てのの「給与(職能資格)等級」を新設するんです。部下は持たないが、自己裁量型、管理職扱い。まずは受け皿を用意。

ただし、マネジャー職の「給与(職能資格)等級」が例えば4つ(課長代理/課長/副部長/部長)だったとしたら、5つか6つに等級(階段)を増やしてますね。

一番下の等級は減給になり、事実上の降格ですね。

ー2:マネジャー職の「給与(職能資格)等級」の一番上に、てい良く、高給の新しい等級(統括部長とか副本部長とかのグレード)を作って、「さあ、これを目指せば給料、年収上がりますよ、魅力的でしょう」というもの。

実際には、1年くらいかけての再格付け(評価)をして、その新しい一番上の等級にいける奴なんかいない。ここには、突然、外部から登用されたやつが入るのがオチです。

更に、酷いケースだと、一番下にあらたな等級(グレード)を設け、それはエキスパート職の一番下の等級(グレード)よりちょと上くらいに設計されて、そこの格付けされてしまったオッサンおばさんを入れる。これも実態は降格です。

 

こうことがあたかも素晴らしいあるべき姿みたいに「啓蒙(いや洗脳か)」されちゃうのですが、目ざとい人は「危ない」と感ずいて1年間の間で転職する(以前書きましたなあ)。

可哀想なのは、こういうことに気づかないまたは転用が効かないので他に行けない人。。。

 

そして更に、ここで、大手企業とそれ以外(中堅未満やベンチャー的なとこや歴史が浅い企業)との違い、それは大手以外では「早期退職パッケージ」は用意されないのです。大手さんは「早期退職パッケージ」を用意してくれるので、再格付けで「いらない存在」とさたら、「これ」を選択すればいいのですが。。。

中堅企業未満は厳しいですよー。

 

さて、またこの「やり口」の「研修」と称するものに、今日参加してきますわ。

なんだかなあ。。。