AMATSUN’s blog

50代サラリーマンのセミリタイア

生活102(年金納付が65歳まで伸びる法案を検討中だと…)

今日は、例の「全国旅行支援」関係を書こうと思ってました。加えて、次にメルカリで本を出品してるのですが、購入者からクレームを言われまして揉めてますので、そのこともいずれ書こうと思ってましたが、昨晩くらいの報道で、政府が年金納付(支給じゃないですよ)を60歳までから65歳まで義務とする改正を検討準備し始めてるだと。

頭来るのと呆れるのと、なんとか逃げ切れるかなあとかを書きます。

 

報道について更に解説した記事を見ました。どうやら来年の2023年に検討し、2024年の国会に改正法案を政府(与党の自民党公明党)をあげるというスケジュールらしいです。私は、今年11月に58歳、2024年には60歳なので、このスケジュールからはなんとか「逃げ切れそう」です。まあ、国会でも大いに揉めてもらって、このスケジュールが1~2年延びてくれるとさらに安心です。

それでも、家人は私より4歳下なので、逃げ切れない公算が高い。今朝話したら、全く理解できてない(納付と給付を勘違いしてる?)、「年金は65歳から受給する方が得なんでしょ」とかもうノーカンなのこと言ってて…話になりません。

 

年齢が4歳違うと、だいぶ「見えている景色」が違うんだろうなと最近感じます。家人は50歳代前半(いま53歳)って感覚、私は「四捨五入して60歳にしてくれていいんだけど」って感覚です。

話が脱線しますが、40歳代前後の頃、多少イケイケだった私、10歳くらい歳が離れた(下にですよ)女性と再婚できたらいいなあとか、今考えるとアホなことを考えてました。いや~、いまこの年齢になり、しかもアーリーリタイアしちゃった身、そんな若い女性とこの後の人生を過ごせないですよ、経済的にね。石田純一氏とか(以前は羨ましかったかも)全く理解できないです。

 

話は戻って、年金財政から、それも背景として政府は「65歳、70歳までみんな元気に働けるじゃん、そういう社会になってきましたよね、ねえ経団連さん」みたいな頭。「フリーランスでも働きましょう」とかね。派遣とかバイトとかいうワードは使わない。一方で、「インボイス制度」っていう税制でフリーランスは実質報酬が10%減りますよ、来年度以降。

 

ほんの素晴らしい大企業で確かに「定年廃止/定年を65歳に引き上げ/70歳に引き上げ」とかいうところが出てきて、宣伝されてますが、ほんとにハッピーにそこの会社で働いてるのかしら…

私が新卒で入った某大企業さんは定年を65歳に引き上げたそう。でもね、①私が新卒で入った年に10歳上で課長昇格された人が常務執行役員人事部長(いま68歳だと思う)やってるって何?、②一方若手で役員昇格した年次が私の同期、③その役員昇格した同期って元々大手企業の社長までなった人の息子で33年前入社のときから「そういう扱い」のヤツだった。

あくまでこれは例で書いてますが、そんな雰囲気の会社で65歳まで何の仕事と立場で働き続けるのよん。とても愛社精神があってもねえ…まあ給料が高い会社なんで、自分と子孫にお金を残したいとかいう意欲がある人かな。

 

その後転職した会社で考えると、中堅企業やベンチャーなんて、中途採用の嵐ですから、そんなところでシャーシャーと65歳まで働ける人のメンタリティを、私は理解できません(実際、現状では役員クラス以外にそんな60歳前後以上のジジイやババアはほぼいなかったです)。

 

「65歳/70歳まで働ける社会(のはず)」⇒「65歳まで年金納付してね、できるでしょう」って、現実を視ていない、観れてないのではと感じるのは、私だけでしょうか。