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久しぶりにこのシリーズ。私、11月にはれて60歳になるので、その後は「60歳定年で再雇用せずリタイアしました」ということにする。そのくらい世間の眼や風当たりは早期フルリタイアって「変人扱い」ですよ、それに比べて個人で仕事職持ってるセミリタイアの人は、再雇用で働いてる人よりいいでしょって感じ。
本題に行くよ。コレは前にも書いたかもだが。
1. 本題の前提事実
① お気に入りのあるリタイア・ブロガーさんが、資産公開の文脈で書いてたことだけど、「他人と比較することは無駄だし無益である」と。コレは、リタイア民の資産額についてで、人それぞれ置かれている状況立場趣向等によってお金の価値とか遣い方は違うものなのであるから、FIREだのリタイアの人が公開してる金融資産額など観て、その額を額面、比べて考えることは無意味だと。
そう、独身の人、パートナー持ちの人、要介護の親族がいる人、学費がかかる子供がいる人、それら考えてればそりゃそう。更に趣味趣向でも必要な資産額は人それぞれだよね。
② 最初の会社の同期が言ってた「人と比べない生き方をもう選択した」
彼は私と新卒で超優良企業の同期、ほぼ同じ時期に辞めて転職した友。彼は三田のあの有名私大卒、附属高校からのエリート、親も上場企業の役員だったが現役時代に倒れて亡くなった系譜、上級国民だったね（過去形やな）。
そんな彼は、地頭いいタイプ（なんたって三田系諭吉学府の附属高校出身だからね）だから、外資系に転職後早くに米国公認会計士を取って外資系を渡りなんだが、早くに離婚、外資系で部下の税理士資格持つ女性と再婚した。ここまでだとやっぱ上級国民やんと思うでしょう。
彼は最初の奥さんとの間に子供がおり、更に再婚した奥さんとの間にも子供をもうけた。異母間の子供の年齢差はたぶん10歳超よ。
外資系渡りだし再婚奥様も稼ぐキャリアウーマンだけど、なんせ都心世田谷区住まいよ、稼ぎはあるがお金もかかるライフ、これもまた人それぞれ。
しばらく関係が途絶えたその彼が、2年くらい前に私のyoutube チャンネル動画観てLINEで連絡してきた。いや、会ったり呑みに行くとかもうお互いないよ、社交辞令なだけ。その彼が私に言ってきた言葉、それが「もう人と比べることはしない生き方」だった。深い意味があるなぁと、それは彼と私の関係、状況関係の違いからも、またかつて一緒にいた某優良企業の過去も含め。
2. 本題/他人と比べない生き方ができるか
子供、学生時代からさ、他人との競争で生きてきたやん。コレ、うちの家のものと息子はさ、最初から他人との競争が嫌いで最初から放棄というか参加しない生き方の人なんで、全くできてるみたいね。自分は、50歳過ぎまで必死に他人との優劣というか先や上を行かないとダメダメって生きてきたから抜けきれてないんよな。
でも、これ、リタイア民、リタイア生活には他人との比較マインド/DNAはダメよ。逆に「人と比べない生き方」のマインドができないとあかんよなと凄く思ってる。
3. 具体的にこうしようかと
ブログもさ、自分のリタイア生活に参考にするべく観たり書いたりしてきた。でも、心地よく観て応援してるブロガーさんはね、4-5人です。いずれも自分のリタイア生活に参考（と言ってるが比較してるんだよねたぶん）にはむしろ全くならない人、全く境遇とか違う人、単に「オモロイ」から観てられるブロガーさんなんよ。
他方、見なきゃいいのに、同世代同様的なリタイアブロガーさんで、毎日毎回、美味いものアップ/旅行出かけた/映画だのドラマだの観戦しただの、惜しげもなく（ビンボー症リタイア民の私からするとね）自慢げな写真付きブログにはイラッとしちまう自分。明らかに結局比べてるんよね。
そこで、そういうの、結局比べてしまうような情報は観ない/シャットアウトすることにしてみるわ。ほんとは聖人君子なら、観ても自分と比べたりせずに平静冷静でいれればいいんでしょうが、できなんだよ、やっぱ。だからこの手段にする。観ないことにするのさ。ネットのくだらんシニア生活とはなんぞやみたいな記事も見ないことにする。
情報がいくらでも得られる、SNSでいろいろくる（ほんとかどうか怪しいのもあるやな）時代だが、いや、敢えて受け取らない/観ないという手法も必要かもなとね。聖人君子じゃないから。
今日の写真、久しぶりに和幸に行った。和幸御飯970円一択よ。隣りの隣りのリタイアっぽいおっさん、W和幸御飯にグラスビール注文してやがったけど、見ないことにしたわ。
