AMATSUN’s blog

50代サラリーマンのセミリタイア

仕事28(会社にカミングアウトしました)

数日更新があいてしまいました。ちょっと忙しかったり、正社員の仕事の方の内部通報の件がグダグダとしてたり、そして一番の理由は昨日、ゴルフに行っちゃったので。

最近、ゴルフに行ってくるとヘトヘト?でほかのことやる気力がなくて。。。

 

さて、主題の件。もう今やってる内部通報の対応で、ホント腹立つしいので(会社の経営陣とやらに)、もう言うことにしたのです。来年でリタイアする(60歳定年前に辞める)ことを、今朝、メールで社長とか、一番腹立つCFOと副社長に言いましたわ。

その前提とまでに均衡しないことですが、副業の方の会社さんから、正式に「6ケ月契約」(これまで約1年は毎月発注)をコミット頂きました!

さて、会社に宣言した「リタイア」とは、実質来年度(12月決算会社ですので、来年12月末)まで、形式的には今の会社で勤続3年となる2023年1月末(30万円ほど退職金がでるのそれを自分の動機付けにしてます)でリタイア(退職)目標とするので、後任を探索募集の準備検討を開始くださいと、ちょと上から目線ですな。なお、私は2024年11月で60歳還暦です。

 

さて、この上から目線(?)というか、後任お探しくださいには戦略があります。

私の担当している仕事は、今の会社の規模からは「一人プレーイング・マネジャー」です。そして、特殊な職種なので社内に代わりを見つけることはできません、なので私も中途採用です。

これに従い、会社は外部に人を探すでしょう。現状、財務の責任者も、ITの責任者も、経営企画の責任者も、しまいには国内営業の責任者も最近外部から入れてます。そして、直近、人事の責任者も探索し始めています。そういう中で、そもそも現在57歳の爺の私は将来性がないから(採用しておきながらですがね)、会社は50歳前後の人を採用して替えたいはずです、そもそも。

特殊な職種ですが、世間を探せば普通に見つかります。。しかし、これから正式にエージェントへ依頼、採用募集開始、人選、面接とかしていると、そして決まっても相手方の準備の都合も勘案すると、早くて年明けの2月か3月でしょう。その時点でもう私の目標の2023年1月までには1年を切ります。

引継ぎとかそんな必要ないですね、仕事的には。専門業務なんで、それぞれのやり方でできるはず(できないと専門家と言えない)。そもそも私は前任者がいない状態で入ってますし。

そうすると、2022年4月くらいから人件費、ヘッドカウントがダブルになってしまいます。なお、私は正規社員(労働法的に言うと期間の定めのない雇用契約)ですので、有期で契約を解除解消するとか、退職させることは事実上不可能な立場です。なので、後任が入ってこようが気にすることはありません、法的には。

 

さてここからが、外資系や海外の場合の話をします。私の今の会社は全く外資系なんかじゃないですが。

事例で話ます。今の会社、コロナ禍打撃で、米国子会社を実質撤退します。現地子会社の幹部従業員、米国人は、それを発表した後、ちゃんと自分から「自分はいついつまで補償しろ」と言ってきます。まあ、会社側も海外では当然のプラクティスなので事前にシミュレーションしてます、計算してます。だいたい、「半年先か1年先までの雇用がされたはずだから、残存期間のサラリ全額を払ってくれれば、辞めてあげるよ」と言ってきます。これは米国に限らず、欧州でも中国でもほぼ同じ。日本人は変です。

で、最終的には「パッケージ」と言って、個々人と会社側トップ間で「交渉(というか握り合いですね)」で「額」が決定します。まあ、半年分のサラリが最低補償ですかねえ。

更に、外国人はこれで終わりませんよ。「では、今月まででさよなら」と言ってきます。それだと海外現地のことなので誰も引き継げなくオペレーションが困るので、外国人は「じゃあ、フリーランスとして12月末まで月額●●円でやってあげるよ」と言ってきます。今回もそうでした。ちなみに、そのパッケージの合意の文書とかフリーランスの契約書(コンサルティング契約書)の作成を、CFOが私に振ってきたので(全く実務経験が乏しい)、その米国人当人に起草させました。だって自分の利害のことだから一生懸命用意するでしょう。それを私に、48歳の外資系出身のCFOは「指示」するとか仕事のさせ方や進め方、トレードオフの関係がわかってないわあ。更にちなみにですが、退職/フリーランスコンサルになった日からとたんに、外国人はメールしても週に1回くらいしかレスが来なくなってます、笑う、さすがです。

 

さて、戻って私のこと。仮に2022年4月くらいから後任が入ってきてダブルヘッドカウントになったら、こっちから言いませんよ、「残存期間のサラリ全額とは言わないが退職パッケージを支払うので」と会社が言ってくるのを待ちますね。私側は「後任が入ってきたら引退する(辞める)」とは言ってませんからね。

そして折れてあげる時には、退職事由は労基署向けは自己都合でなく会社都合にしてもらいます、それが折れる条件ですね。自己都合だと失業保険支給が180日のところ、会社都合なら330日ですから。補償のパッケージは残存期間サラリの半分でいいでしょう、働かないんですから。

なお、他のブロガーさんの記事にもありましたが、いま、コロナ対策で一律60日支給上乗せだそうですね。今のバラマキ政策継続しているなら390日支給になります(今度の選挙で自民党には投票しませんがね)。

 

なんとまあ悪意な酷い考え方だとか思われる誠実な方もいるかと存じますが、日本人以外はみんなこんなの交渉事でやってます。

70歳定年延長だとか、75歳まで働ける世の中とか、まあどういう正論なんだかと私は思います。報道で、パナソニックとかホンダで早期退職に大勢募集があって驚きのように書かれてますが、まあ表向きの話ですよ。ああいうの真に受けさせるマスコミもなんだかなあと思います。この早期退職した何千人の方の多くは、390日の失業保険をもらえる訳です、早期退職パッケージ以外に。

 

ずいぶん長くなってしましました。投資勘定などもうほぼない、こつこつ地味な生活で生きる私のサラリーマンEXIT戦略計画の話でした。